オルソケラトロジーとは、一般的なコンタクトレンズとは異なり、寝ている間に特殊な形状をしたレンズを装用することで角膜の形状を平坦化して、近視や乱視を矯正する方法です。
朝起きてレンズを外した後も一定時間角膜の形が保持され、昼間コンタクトレンズやメガネを装用せずに裸眼で生活することが可能です。
オルソケラトロジー治療開始直後には、矯正効果は弱く短時間しか良好な裸眼視力は持続しませんが、毎日装用を続けることで、良好な裸眼視力が得られます。
また、手術ではないのでしばらく使用を中止すれば元の状態に戻すことができるため、メガネやコンタクトレンズなどの他の矯正方法に切り替えることも可能です。
最近では、オルソケラトロジーの「近視抑制効果」も注目されており、今後は近視が進行している小児のみなさまへの更なる治療効果が期待されております。
各種眼科一般検査を受けていただき、オルソケラトロジーが適応であるか、カウンセリングをします。
オルソケラトロジーが可能かどうか診断し、 トライアルレンズを装用します。装用した状態を確認した上で レンズの取り扱いを説明し、装脱練習をします。 トライアルレンズを貸し出しいたします。
※レンズ貸し出しの際に保証金をお預かりします。
裸眼視力にご満足いただけたら、ご契約となります。
ご契約日からオルソケラトロジーの治療がはじまります。 必要書類をご提出いただきレンズをお渡しします。
目の状態に応じて、3~6ヶ月毎の定期診療を受けていただきます。
私たちが普段目で見ている像は、角膜、水晶体を通った光が網膜面に集まったもので、水晶体が濁っていると視界が霞んで見えるようになります。
白内障は、加齢・外傷・アトピー・薬剤・放射線などさまざまな原因で水晶体が濁る病気です。水晶体が濁り始めると、水晶体で光が散乱するため、目が霞む・物が二重に見える・まぶしく見えるなどの症状が現れ、進行すれば視力が低下し、眼鏡でも矯正できなくなります。
早めの治療が何より大切ですので、気になることは診察時にお気軽におっしゃってください。
緑内障は、日本における失明原因の第1位を占めており、見えない部分が出現したり、見える視野が狭くなる病気です。以前は、緑内障になった場合、失明は免れないと思われてきましたが、一般に、早期発見・早期治療によって失明という危険性を少しでも減らすことができる病気の一つとなりました。
違和感を感じたときはまず、ご相談ください。
糖尿病網膜症は、糖尿病腎症・神経症とともに「糖尿病」の3大合併症のひとつで、成人の失明する要因の上位に位置します。
糖尿病網膜症は、一般的に糖尿病になって数年から10年以上経過して発症するといわれていますが、個人差があり、かなり進行するまで自覚症状がない場合もあるため、「まだ見えるから大丈夫」という自己判断は危険です。
糖尿病の方は目の症状がなくても定期的に眼底検査を受けることをお勧めしております。
年を重ねると身体のいろいろな部分に病気が出てくることがあります。加齢黄斑変性もその一つで、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生まれ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。
以前は治療法がなかったのですが、最近いくつかの治療法が新たに開発され、患者さんの視力維持や改善が得られるようになってきました。
当院でも診療が可能ですので、お気軽にご相談ください。
コンタクトレンズにはさまざな種類がございます。検査を受けていただき患者さん一人ひとりにあったコンタクトレンズをご提案いたします。すでにコンタクトレンズを使用されている方も、違和感があれば、ぜひご相談ください。
また、当院ではオルソケラトロジーのご案内も可能ですので、詳しくは医師にご相談ください。